Profile
弁護士プロフィール
代表パートナー弁護士 榎本英紀
「時流に媚びず権勢に屈しない」-私が所属する第一東京弁護士会の入会宣誓式で宣誓する項目の一つです。多数者にも少数者にも個人としての尊厳や信念があり、弁護士はそのバランスの中に、自身の正義感を研ぎ澄まし、全力で依頼者をバックアップしなければなりません。しかしながら、言うは易く行うは難しで、知らず知らずのうちに世間の価値観や周囲の人間関係、空気感に支配されていく自分がいます。多数者の正義(大義)に身を委ね、少数者の正義(小義)を正視できない自分がいることに、自分自身が気づかないのです。私は自身の職責を考えるとき、いつも入会宣誓時の原点に立ち返り、大義と小義*のいずれが自身の採るべき正義なのかを考えるようにしています。小義を実現することの壁を感じることもありますが、そんな時にうれしいのは、依頼者が我々を信頼して結果に拘泥せずに任せてくれることです。依頼者との信頼関係-弁護士冥利に尽きるこの経験を胸に、日々自分に見えていないかもしれない大切な何かを気に掛けながら、職務に励んでいます。
- 大阪府 出身 東京大学法学部卒
- 平成11年 弁護士登録(第一東京弁護士会)
経営法曹会議入会 - 平成17年 株式会社ゼンリン社外監査役
- 平成21年 石井・榎本総合法律事務所開設
- 平成23年 東京簡易裁判所司法委員
東京労働局紛争調整委員 - 平成26年 科研製薬株式会社社外取締役
第一東京弁護士会監事 - 平成30年 最高裁判所司法研修所民事弁護教官
- 平成31年 榎本・藤本総合法律事務所開設
- 令和3年 日本アコモデーションファンド投資法人監督役員
シニアパートナー弁護士 藤本豊大
平成13年に弁護士登録して20年になります。この間、1件1件、依頼者の方々と真摯に向き合い、丁寧に事実関係等を把握、調査し、最善と考えらえる法的なパフォーマンスを積み重ねて解決に導くといった地道な活動を繰り返してきました。振り返ると、人様の財産、時には生命・身体を担うことに対する責任感で頭が一杯でした。
1件1件、真剣に向き合えば向き合うほど、どの専門書にも載っていないような未知の問題が出てきます。それが時には雲をつかむようなものであることもありますが、自らの法的知見と正義を信じて事件を解決し、依頼者の方に満足していただいた時の喜びは格別であり、それこそが弁護士という仕事の最大の醍醐味であると思います。
今後もプロとしての責任を自覚して日々精進するとともに、地道な活動を通じて、「権力側の間違った常識」や「自分さえよければいい」という風潮に対しては、静かに抵抗し続ける所存です。
- 東京都 出身 青山学院大学理工学部卒
- 平成13年 弁護士登録(第二東京弁護士会)
小林法律会計事務所入所 - 平成21年 藤本豊大法律事務所開設
御茶ノ水ロータリークラブ入会 - 平成23年 公益財団法人日弁連交通事故相談センター相談担当
- 平成26年 長濱・水野・井上法律事務所入所
- 平成31年 榎本・藤本総合法律事務所開設
第二東京弁護士会家事法制に関する委員会委員
第二東京弁護士会法律相談運営委員会委員
シニアパートナー弁護士 安藤 亮
建築・不動産・相続・人事労務案件、及び会社顧問業務を主軸にしております。
会社・個人を問わず、ご相談された方がプレッシャーや心労から解放されるよう、寄り添ってお話を伺うことをモットーとしております。
個人的な話ですが、250キロを超える超長距離マラソンを趣味としており、体力、粘り強さ、辛さに耐える力には自信があります。これらの要素はクライアントの案件に携わるうえでも非常に大きいと感じております。
クライアントの皆様に徹底的に寄り添って伴走していく所存です。
- 神奈川県出身 慶應義塾大学法学部法律学科卒、明治大学法科大学院卒
- 平成21年 弁護士登録(第二東京弁護士会)
東京都内法律事務所 入所 - 平成29年 山崎哲法律事務所にパートナーとして参画
- 令和6年 榎本・藤本・安藤総合法律事務所にシニアパートナーとして参画
ジュニアパートナー弁護士 中川洋子
人事・労務問題を中心に、企業法務や一般民事等、幅広い分野の案件について的確かつ迅速に対応し、依頼者の皆様にとってよりよい解決を導くことができるよう精進して参ります。また、大学時代の留学経験を生かし、多角的な視点で物事を捉えられるよう、日々心掛けております。座右の銘は「精神一到何事か成らざらん」で、何事にも真摯に、粘り強く取り組む所存です。
<著書・論文等>
第一東京弁護士会労働法制委員会「多様化する労働契約における人事評価の法律実務」(労働開発研究会)(共著、2019)、ビジネス法務「制度変更時のプロセスに即した実務課題と紛争予防の視点」(中央経済社、2020.12)、中央労働時報「実例労働審判 整理解雇の有効性が争われた事案」(公益財団法人全国労働基準関係団体連合会、2021.7)、地方自治勉強会「第3回 中央防波堤埋立地の帰属を巡る江東区・大田区の紛争を考える」(議員NAVI、2020.11.10)、同「第7回 ドローンの利活用から「政策の実現」を考える」(同、2021.8.25)、「対応ミスで起こる人事労務トラブル回避のポイント」(新日本法規)(共著、2022)、「住民相談へのアドバイス」(議員NAVI、2023.9~)
- 東京都 出身
- 早稲田大学国際教養学部卒(英・ウォーリック大学交換留学)、東京大学法科大学院卒
- 平成27年 弁護士登録(第一東京弁護士会)
石井・榎本総合法律事務所入所 - 平成28年 第一東京弁護士会労働法制委員会委員
若手会員委員会委員
経営法曹会議入会 - 平成29年 第一東京弁護士会常議員
公益社団法人立川青年会議所入会 - 令和3年 東京法律相談連絡協議会 労働問題プロジェクトチーム委員
令和5年 第一東京弁護士会労働法制委員会 基礎研究部会 副部会長- 令和6年 榎本・藤本・安藤総合法律事務所 ジュニアパートナー
カウンセル弁護士 鈴木恵美里
「正義への拘りと疑いを持ち続ける」姿勢は、私が日頃から大事にしていることの1つです。医療分野の紛争予防・紛争解決を中心に、幅広い分野において、依頼者の気持ちに寄り添い、依頼者の主体的な問題解決をサポートすることを目指します。日頃から社会に対して尽きることのない興味を持ち、未知の課題にも創造的な解決策をご提案できるよう精進して参ります。
- 神奈川県 出身 東京大学法学部卒、東京医科歯科大学医学部医学科卒
- 令和4年 弁護士登録(第一東京弁護士会)
榎本・藤本総合法律事務所入所
カウンセル弁護士 佐久間 大輔
弁護士登録から四半世紀以上、労働安全衛生や産業保健の分野に注力してきました。
これまで難しい事件に当たったとき、途方に暮れることもありました。それでも事実を解明するため粘り強く調査をしたり、資料を丁寧に読み込んだりすることの重要性を学び、弁護士としての基本的な能力を身につけてきました。
今までご依頼者様からいただいた言葉で、とても印象的なものがあります。それは「魔法使い」と言われたことです。私は、手元にある証拠をもとに事実を解明していっただけです。ご依頼者様にとっては、その地道な作業により、今まで分からなかったことが手に取るように分かったことで、そのように思われたのかもしれません。私としては、とても評価いただけて面映ゆかったのですが、弁護士として当たり前のことをしただけだと思っています。それでも、勝敗に関係なく、結果が出るまでの取組みや姿勢を評価いただけるのは励みになります。それがこの仕事をしていて一番やりがいを感じるところです。
また、ご相談者様の中には、慣れない場所や状況で、なかなか思うように話せない方もいらっしゃいますが、ご本人からの話に耳を傾けながら、問題点を整理しつつ、聞くべきところはじっくりと丁寧に聞いていくことを心がけています。
今後も1件1件丁寧に取り組み、専門知識を供与しつつ、事件の解決に向けて対処方針を示していきたいと存じます。
個人ウェブサイト「企業のためのメンタルヘルス対策室/事業承継支援相談室」
〈著書〉
「事業承継支援ケーススタディブック2023」(共著、事業承継研究会、2024年)、「論点体系 判例労働法〈第2版〉第4巻 人事・労災補償・安全衛生」(共著、第一法規、2024年)、「2024年人事の課題23~今こそ、”働きたい”職場づくり」(共著、産労総合研究所、2024年)、「管理監督者・人事労務担当者・産業医のための労働災害リスクマネジメントの実務」(日本法令、2020年)、「長時間労働対策の実務 いま取り組むべき働き方改革へのアプローチ」(共著、労務行政、2017年)、「過労死時代に求められる信頼構築型の企業経営と健康な働き方」(労働開発研究会、2014年)、「研究者・技術者のうつ病対策」(共著、技術情報協会、2013年)、「労働法の諸問題」(共著、商事法務、2005年)
- 千葉県出身 中央大学法学部卒
- 平成 9年 弁護士登録(東京弁護士会)
- 平成25年 つまこい法律事務所開設
- 令和 2年 日本産業保健法学会参与
- 令和 4年 中小企業診断士登録(東京都中小企業診断士協会)
経営革新等支援機関認定 - 令和 5年 株式会社パースジャパン監査役
- 令和 6年 榎本・藤本・安藤総合法律事務所入所
アソシエイト弁護士 福島由梨
これまで知的関心のあるがままに時間を過ごしてまいりました。そのような中で、自分自身や大切な方たちが身を置いている社会について、どのように正義がルール化されているのか(あるいは、果たしてルール化されているのかどうか)という問いに出会い、法律を学ぶようになり、現在に至ります。
これからは、学んできたことを、実際に皆様のお役に立てるように、実践へと昇華させられたらと思っております。
しかし、社会は奥深く、学び足りないことばかりだと実感しております。初心を忘れずに未知なる領域に対しても積極的に取り組んで参る所存です。
- 東京大学法学部卒、早稲田大学大学院法務研究科卒
- 平成31年 弁護士登録(山形県弁護士会)
- 平成31年 山形県内法律事務所入所
- 令和2年 一般社団法人行政経営支援機構
アソシエイト弁護士 門坂 良樹
依頼者の目線に立ち、なにを望んでいるかを丁寧に聞き取り、適切な解決策へ導いていけることを意識して日々業務に臨んでおります。
弁護士として、法的な側面を助言することはもちろんのことですが、その助言に至るまで、依頼者の皆様と迅速かつ円滑にコミュニケーションをとり、認識の齟齬が生じないように努め、その上で、皆様の要望の実現可能性を探求していく所存です。
今後も、日々研鑽を怠らず、皆様にとって寄添える弁護士であるよう邁進していきます。
- 東京都出身 東京大学法科大学院卒
- 令和4年 弁護士登録(千葉県弁護士会)
千葉県内法律事務所 入所 - 令和6年 登録替え(第二東京弁護士会)
榎本・藤本・安藤総合法律事務所