Message
メッセージ
弁護士にウェブサイトでの発信など必要ない。目の前の依頼者に最善を届けることが弁護士の全てである…長年そう思ってきました。
しかし、昨今の弁護士業界の変化に伴い、我々がどのような弁護士であり、法律事務所であるかを積極的に説明する必要を感じるようになりました。
我々は、法と正義を重んじ、弁護士倫理に則り、愚直に依頼者の正義(これは単純には計れません)を追い求めます。
ご相談の際は、まずは事実の詳細と相談者のご意向を弁護士として納得できるまで聴きます。その上で採り得る選択肢とそのメリットデメリットを整理し、相談者に理解できる平易な言葉で各選択肢ごとの我々の見通しを踏まえ、最善と考えるアドバイスを示し、また、当事務所の仕事のクオリティに見合う適正な報酬を提案します。
弁護士の仕事は専門性が高く、事前には弁護士及び事務所の業務レベルの比較が難しい上に、事後には事件解決までの介在事情やそれを踏まえた弁護士の裁量が広いこと等から、依頼者にご満足いただくためには、まずは我々を信頼していただくことが極めて重要です。
その上でご依頼頂いた場合、紛争の進捗状況に応じた綿密かつ柔軟な利害判断の下、全身全霊、依頼者の立場に即した最善の解決を目指します。
ご縁あって当事務所を訪ねて下さった皆様には、この事務所は何かが違うな…など色々な意味で新鮮さを感じて頂ければ、本ウェブサイトを開設するに至った我々弁護士の本懐というものです。日々精進しながら皆様とのご縁をお待ちしております。
About
事務所概要
事務所名 | 榎本・藤本総合法律事務所 |
---|---|
所在地 | 千代田区永田町二丁目14番3号 東急不動産赤坂ビル(通称:東急プラザ赤坂)11階 |
電話&FAX | TEL : 03-3500-5300 FAX : 03-3500-5307 |
設立 | 平成31年1月15日 |
代表弁護士 | 榎本 英紀 |
構成 | 弁護士4名、事務局3名 |
History
沿革
平成31年1月15日 | 榎本英紀弁護士と藤本豊大弁護士が榎本・藤本総合法律事務所を設立 |
---|---|
現在に至る |
Strength
私たちの強み
当事務所は、理想の弁護士、理想の法律事務所の実現を目指して、平成31年1月15日に新たに設立された弁護士5名の小規模事務所です。
その理想を簡単に述べると、
- 弁護士は正義(正義への拘りと疑いを持ち続ける)
- 弁護士は職人(バッジを外す日までスキルアップに日々精進する)
- 弁護士は希望(依頼者に寄り添い、正義の実現で社会の一隅を照らす)
というところでしょうか。
将来的には理想を同じくする中堅・若手弁護士の加入により、5名程度のパートナーとこれを支えるアソシエイトによる、和気藹々としたムードながらも仕事には一切の妥協を許さない価値観を共有するエネルギッシュでサスティナブルな事務所となることを理想としています。
とはいえ、遮二無二前進するのではなく、足元の状況(クライアントへのサービスの質と事務所スタッフの執務状況・ワークライフバランス)を踏まえて、全体のコンセンサスを得ながら、着実にできる範囲での進化を続けていくことに拘っていきます。
クライアントとも継続的な業務サービスを提供する中で、強固な信頼関係を築いています。業務外の研修や親睦活動をサポートするための組織として「青藍会」を設立し、より円滑で充実した弁護士業務を実現するべく、クライアント及びその担当者(OB含む)と事務所が協調して活動しています。
Profile
弁護士紹介
代表パートナー弁護士 榎本英紀

「時流に媚びず権勢に屈しない」-私が所属する第一東京弁護士会の入会宣誓式で宣誓する項目の一つです。多数者にも少数者にも個人としての尊厳や信念があり、弁護士はそのバランスの中に、自身の正義感を研ぎ澄まし、全力で依頼者をバックアップしなければなりません。しかしながら、言うは易く行うは難しで、知らず知らずのうちに世間の価値観や周囲の人間関係、空気感に支配されていく自分がいます。多数者の正義(大義)に身を委ね、少数者の正義(小義)を正視できない自分がいることに、自分自身が気づかないのです。私は自身の職責を考えるとき、いつも入会宣誓時の原点に立ち返り、大義と小義*のいずれが自身の採るべき正義なのかを考えるようにしています。小義を実現することの壁を感じることもありますが、そんな時にうれしいのは、依頼者が我々を信頼して結果に拘泥せずに任せてくれることです。依頼者との信頼関係-弁護士冥利に尽きるこの経験を胸に、日々自分に見えていないかもしれない大切な何かを気に掛けながら、職務に励んでいます。
* 大義は立法により実現され、小義は司法により実現されることが予定されています。したがって、司法に奉仕する弁護士が、小義に属する正義を見過ごすことは許されないのです。
我々弁護士は小義の発見と実現を使命として、国民(依頼者)に奉仕する法の職人(プロフェッション)なのです。
- 大阪府 出身 東京大学法学部卒
- 平成11年 弁護士登録(第一東京弁護士会)
経営法曹会議入会 - 平成17年 株式会社ゼンリン社外監査役
- 平成21年 石井・榎本総合法律事務所開設
- 平成23年 東京簡易裁判所司法委員
東京労働局紛争調整委員 - 平成26年 科研製薬株式会社社外取締役
第一東京弁護士会監事 - 平成30年 最高裁判所司法研修所民事弁護教官
- 平成31年 榎本・藤本総合法律事務所開設
- 令和3年 日本アコモデーションファンド投資法人監督役員
パートナー弁護士 藤本豊大

平成13年に弁護士登録して20年になります。この間、1件1件、依頼者の方々と真摯に向き合い、丁寧に事実関係等を把握、調査し、最善と考えらえる法的なパフォーマンスを積み重ねて解決に導くといった地道な活動を繰り返してきました。振り返ると、人様の財産、時には生命・身体を担うことに対する責任感で頭が一杯でした。
1件1件、真剣に向き合えば向き合うほど、どの専門書にも載っていないような未知の問題が出てきます。それが時には雲をつかむようなものであることもありますが、自らの法的知見と正義を信じて事件を解決し、依頼者の方に満足していただいた時の喜びは格別であり、それこそが弁護士という仕事の最大の醍醐味であると思います。
今後もプロとしての責任を自覚して日々精進するとともに、地道な活動を通じて、「権力側の間違った常識」や「自分さえよければいい」という風潮に対しては、静かに抵抗し続ける所存です。
- 東京都 出身 青山学院大学理工学部卒
- 平成13年 弁護士登録(第二東京弁護士会)
小林法律会計事務所入所 - 平成21年 藤本豊大法律事務所開設
御茶ノ水ロータリークラブ入会 - 平成23年 公益財団法人日弁連交通事故相談センター相談担当
- 平成26年 長濱・水野・井上法律事務所入所
- 平成31年 榎本・藤本総合法律事務所開設
第二東京弁護士会家事法制に関する委員会委員
第二東京弁護士会法律相談運営委員会委員
シニアアソシエイト弁護士 中川洋子

人事・労務問題を中心に、企業法務や一般民事等、幅広い分野の案件について的確かつ迅速に対応し、依頼者の皆様にとってよりよい解決を導くことができるよう精進して参ります。また、大学時代の留学経験を生かし、多角的な視点で物事を捉えられるよう、日々心掛けております。座右の銘は「精神一到何事か成らざらん」で、何事にも真摯に、粘り強く取り組む所存です。
<著書・論文等>
第一東京弁護士会労働法制委員会「多様化する労働契約における人事評価の法律実務」(労働開発研究会)(共著、2019)、ビジネス法務「制度変更時のプロセスに即した実務課題と紛争予防の視点」(中央経済社、2020.12)、中央労働時報「実例労働審判 整理解雇の有効性が争われた事案」(公益財団法人全国労働基準関係団体連合会、2021.7)、地方自治勉強会I「第3回 中央防波堤埋立地の帰属を巡る江東区・大田区の紛争を考える」(議員NAVI、2020.11.10)、同「第7回 ドローンの利活用から「政策の実現」を考える」(同、2021.8.25)
- 東京都 出身 東京大学法科大学院卒
- 平成27年 弁護士登録(第一東京弁護士会)
石井・榎本総合法律事務所入所 - 平成28年 第一東京弁護士会労働法制委員会委員
若手会員委員会委員
経営法曹会議入会 - 平成29年 第一東京弁護士会常議員
公益社団法人立川青年会議所入会 - 令和3年 東京法律相談連絡協議会 労働問題プロジェクトチーム委員
カウンセル弁護士 鈴木恵美里

「正義への拘りと疑いを持ち続ける」姿勢は、私が日頃から大事にしていることの1つです。医療分野の紛争予防・紛争解決を中心に、幅広い分野において、依頼者の気持ちに寄り添い、依頼者の主体的な問題解決をサポートすることを目指します。日頃から社会に対して尽きることのない興味を持ち、未知の課題にも創造的な解決策をご提案できるよう精進して参ります。
- 神奈川県 出身 東京大学法学部卒、東京医科歯科大学医学部医学科卒
- 令和4年 弁護士登録(第一東京弁護士会)
榎本・藤本総合法律事務所入所